ano’ng(ano ang) と anong(ano+ng)

2つのanong

anongには以下の2つのパターンがあります

(1) ano’ng = ano + ang

(2) anong = ano + ng(リンカー)

(1)はano ang の略で、ano’ngとも書きますが、アポストロフィ(‘)はよく省略されてanongと記述されることも多いです。

(2)はanoにリンカーngがついた形です。ano + -ng → anongとなっています。

以下は(1)ano+ang、(2)ano+ng(リンカー)の例です。

(1) anong pangalan mo?

(anong = ano’ng = ano ang)

(2) anong pangalan ang kuya mo?

(anong = ano+ng)

前接後が入ると…

疑問文の小辞baを入れると次のようになります。baなどの小辞や人称代名詞は前接語で文の2番目に入ってきます(→前接語)

(1)anong pangalang mo?

→ ano bang pangalang mo?

(2)anong pangalang ang kuya mo?

→ ano bang pangalang ang kuya mo?

(1)では、angの省略のngが

(2)では、リンカーのngが

anoからbaの後に移動します。

慣れると普通なのかもしれませんが、私はこのパターン、特に(2)のパターンに慣れてなくて、混乱しました。

↓思い出の混乱

ano bang kasungitan iyan?

このセリフではano bangに加えて、ang形の指示代名詞もよく分かってなくて(angがいるのかいらないのか)二重に混乱してました。

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