yosiはタバコを表すスラングですが、語源はsigarilyo、先頭と最後の数文字をひっくり返した言葉らしいです。へー。
例: SIGARILYO → SI-YO → YOSI
逆さ言葉
タガログ語で1970年~80年代に、言葉の順序を入れ替えて別の言葉を作るのが流行ったそうです。
以下のスラングは、そういう逆さ読みが起源らしいです。私はyosiとastigしか聞いたことないですが、いろいろあるんですね。
Dekada ’70 & ’80, nauso ang binaligtad na mga salita para gumawa ng bagong kataga:
70年代、80年代に、言葉をひっくり返すのが流行った、新しい単語を作りために
- dakada 10年間、decade。 dakada ’70で70年代という意味ぽい
- mauso(ma-)[AF] 流行る
- baligtarin(-in)[OF] ~を反対にする
- kataga [名] 単語
sigarilyo → yosi タバコ
talo → olats 負け
tigas 固い → astig かっこいい、強い
hindi → dehins NO
sibat 槍、シッシッ(どっか行け) → batsi
Patunay ito na malikhain at patuloy sa paglikha ang wikang Filipino. これは創造的で、フィリピノ語が作られることが続いていることを証明しています。
- patunay [名] 証明。patunayanの略で~を証明しています的な意味っぽい
- malikhain [形] 創造的な
- patuloy [形][副] 続いて
- paglikha 作ること
日本の場合
日本でもこういう逆さ読みがあります。
素人→トーシロ
銀座→ザギン
Wikipedia – 倒語
日本で、”ザギンでシースー(銀座、寿司)”とか言うと、もう軽薄なおじいちゃんなイメージかもしれません(もともと放送業界や芸能界で流行ったためか)。フィリピンでyosiなどは老若男女一般に使われているスラングだと思います。
その他
backward slangとも呼ばれるようです。Wikitonaryに一覧がありました。
malupit→petmalu (malupit 冷酷な→すごい)
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