愛を表す語根には mahal、ibig、sintaがあります。
mahal
mahalは 1.愛 2.高価な を表す語根です。
- mahal [語根][形][副] 1. 愛 2. 高価な(値段が高い) [名] 愛する人
基本動詞
- mahal [疑似動詞][OF] ~を愛する (疑似動詞:活用しないが動詞のように使える)
- magmahal(mag-)[AF] 愛する
- mahalin (-in)[OF] ~を愛する
“私のことを愛していますか?” は以下のように言えます。
- mahal mo ba ako?
- nagmamahal ka sa akin?
- minahal mo ako?
基本単語その他
- pagmamahal [名] 愛
- mamahalin [形] 高価な
- kamahalan [形] 閣下 (王族など身分の高い人を呼ぶのにつける敬称)
なぜmahalは”愛”と”高価な”という意味があるのか?
The many meanings of “Mahal” in many Languages
- 誰かを愛するということは、その相手の価値が高いということでもある
- アラブ語のadobeが語源で、めぐりめぐってmahalに。宮殿の意味で使われている言語もある(インドのタージマハルとか?)。
- もともとのタガログでは愛はsinta (インドネシア語のcinta)
ibig
- ibig [語根] 愛 [名] 愛、目的
- ibig [疑似動詞] ~したい
- anong ibig sabihin? 何が言いたいのですか?(どういう意味ですか?)
基本動詞
- umibig(-um-)[AF] 愛する
- ibigin (-in)[OF] ~を愛する
“私のことを愛していますか?”は次のように言えます。
- umiibig ka sa akin?
- iniibig mo ako ?
その他
- pag-ibig [名] 愛
- kaibigan [名] 恋人 (頻度2) (注意:友達のkaibiganとはアクセントが違う)
sinta
- sinta [語根] 愛
- kasintahan [名] 恋人
恋人
一部重複しますが、恋人を表す言葉には以下のものがあります。
- mahal
- kasintahan: フォーマルな呼び方。婚約相手を示す場合もあるので以降の言葉を使った方が重くはない?
- syota: もともとは英語の “short time”から来た言葉で軽い関係を表す
- 映画 You Animalでは求婚した相手をsyotaと呼んでいた。現在の意味では軽い関係とも限らない?(Sa ngalan ng lahat…)
- jowa: ゲイスラングから? (jo + asawa)
- nobyo (男) / nobya (女): タガログ語の恋人は性別で違いがない単語が多いがこれは男女で別
- ( giliw 最愛の人?)
- ( mapapangasawa 婚約者 )
- ( kasuyo (頻度1) )
- ( irog (頻度1) ディープタガログ )
英語のboyfried、girlfriendも広く使われます。
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