動画 https://www.youtube.com/watch?v=gE4zuWbQwR4 (KZ Tandingan) https://www.youtube.com/watch?v=NOzRYG91_rQ (Sugarfree)
歌詞 https://lyricstranslate.com/en/wag-ka-nang-umiyak-dont-cry.html
背景 https://en.wikipedia.org/wiki/Wag_Ka_Nang_Umiyak
2007年にSugarfreeがリリース。2014年にKZ Tandinganがカバーし映画の主題歌としてヒットしました。前回の Pagbigyang Muli に比べて、歌詞もシンプルで分かりやすいです。
注目表現
kapit しっかりつかまる
未だ忘れてしまう、kapitとkabitどっちだっけ?問題。以下を何度もとなえてしっかり頭に入れたい。
kung wala ka nang makapitan もしつかまるものがないなら
kapit ka sa akin, kapit ka sa akin 私にしっかりつかまって、しっかりつかまって
hindi kita bibitawan 私はあなたを離さない
hindi kita pababayaan 私はあなたを見捨てない
kumapit ka, kumapit ka 私をしっかりつかんで、しっかりつかんで
歌詞と訳
Wag Ka Nang Umiyak もう泣かないで(タイトル)
wag ka nang umiyak, sa mundong pabago-bago もう泣かないで、変わりゆく世界の中で
pabago-bago [形] どんどん変わりゆく(辞書にはない)
pa-形容詞のpabagoで変わっていく、語根が繰り返して、あちこちで、急速に変わりゆく、という意味だと思います。なお、似た発音でpabangoは香水(よい匂いのためのもの)
pag-ibig ko ay totoo 私の愛は本当です
ako ang iyong bangka, kung magalit man あなたのボートは私、たとえ怒っても
ang alon ng panahon, sabay tayong aahon 時の波が、一緒に水から上がりましょう
bangka (バンカー)ボート。大きな船は barko
kung wala ka nang maintindihan もしあなたがもう何も理解できないなら
誰も信じられる人がいないなら、的な意味でしょうか?たぶん
kung wala ka nang makapitan もしあなたがもう掴めるものがないなら、
makapitan(ma-an)[OF状況] < kapitan(-an)[OF] ~につかまる
makaではじまってますが、AFのmaka-動詞ではなく、OFのma-an動詞です。
kapit ka sa akin, kapit ka sa akin 私につかまって、私につかまって
kapitは語根ですが、命令形で動詞の代わりに語根を使っています。
kumain ka 食べて → kain ka みたいな感じで。
kapit = kumapit(-um-)[AF] 捕まる
hindi kita bibitawan 私はあなたを離さない
bitawan(-an)[OF] ~を離す < bitaw
= bitiwan
(bitaw と bitiw は同じ)
wag ka nang umiyak, mahaba man ang araw もう泣かないで、たとえ1日が長くても
(ay) uuwi ka sa yakap ko 私の抱擁に帰ってきて
上のKZの動画ではayが入ってますね。
wag mo nang damdamin kung wala ako sayong tabi もし私があなたの横にいなくても傷つかないで
iiwan ko ang puso ko sa yo 私は心をあなたのところに置いていくわ
damdamin(-in)[OF] ~を辛く感じる
at kung pakiramdam mo’y wala ka nang kakampi そしてもし、見方がもういないように感じたら
isipin mo ako dahil puso’t isip ko’y 私のことを考えて、なぜなら私の心と思考は
nasa yong tabi あなたのそばにあるから
kakampi [名] 味方
(繰り返し)
hindi kita pababayaan 私はあなたを見捨てない
hindi kita pababayaan 私はあなたを見捨てない
pabayaan は、ほっておく、無視する、見放すという意味です。
kumapit ka, kumapit ka 私につかまって、私につかまって
コーラスでは kapit ka sa akin でしたが、ここでは動詞の kumapit が使われています。
(繰り返し)
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