“見る”を表す頻出語根 tinginについて
ポイント
- kita=see、tingin=look at
- 発音に幅がある。特にtignan / tingnan
- 語根がinで終わっているので、AFのtumiginが慣れないうちはOFの-in動詞に見えてしまう
kita と tingin の違い
kitaとtinginは日本語では同じ”見る”という意味に訳せます。
kitaは見える(目に入ってくる)、tinginは意識して見るという違いがあります。英語のseeとlook atの違いです。
- kita = see 見える →語根 kita
- tingin = look at 意識して見る
基本単語
- tingin [語根]見る
発音はティギン /ti・ngi・n/ または ティンギン /ti・n・gi・n/ 。アクセントはギの位置
基本動詞
- tumigin(-um-)[AF]見る
- inで終わってますがAFなので注意
- tingnan(-an)[DF/OF?]~を見る
- tingnan = tignan 発音、綴りにバリエーションあり。ティンナン /ti・ng・na・n/ と言う人と、ティグナン /ti・g・na・n/ という人がいる
例1 “私を見て”は以下のように言えます
- tumigin ka sa akin.
- tingnan mo ako.
例2
- Sa gilid ng mga mata tinitignan kita 目の端から、あなたを見ている (gilid)
その他
- patingin 見せて。pa-依頼表現。頻出
- magpatingin(magpa-)[AF使役?] 見てもらう
- magpatingin ako sa doktor 医者に診察してもらう
- makatingin(maka-)[AF状況]見ることができる
- matingnan(ma-an)[OF状況]~を見ることができる(頻度3)
- kitaは見るの意味では状況モードがないが、tinginは状況モードがある。
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