ikotは回るという意味の単語です。
- i-ではじまる語根
- 自分が回転したり、何かのまわりを回ったり、何かを回転させたり、あちこち行ったりなど、一口に回るといってもいろんな動作がある
似た綴りの語根
- ikot まわる ←今回はこれ
- likot 休みのない / malikot na bata いたずらっ子 (Arkin)
- likod 後ろ
- limot 忘れる
Wikitonaryに同じ音節の単語一覧ページがあった。例えば -ot という音を持つ単語一覧はここ。似た音の単語を探すのに役立つかも。-otだとたくさんある・・・
関連語
- libot(周辺、うろつく), bilog(丸)、ligid(周辺)
- (同義語だけど見たことない、頻度1 inog(回転)、ikit(輪、コイル))
ikot 回転
- ikot [語根][名] 回ること、回転。発音は イー⤴コッ
- umikot(-um-)[AF] 回る
- ikutin(-in)[OF] ~を回す
例 “ボールを回転させて”は以下のように言えると思います。
- Umikot ka ng bola.
- Umikot ka sa bola. これだとボールの周りをあなたが回ってという意味になる(?)
- Ikutin mo ang bola.
- (pa/paki-ikot ka ng bola)
例2
- Ikot ka, ikot ka, nang ikot… まわって、まわって、まわってまわって (Kita Kita)
- ‘Pag umikot na ang plaka レコードが回るとき (Ang Huling El Bimbo)
- Humihinto sa bawat oras ng tagpo ang pagikot ng mundo 出会う時間の度に止まります、世界の自転が (Ikaw)
- bilis-bilisan mo at iikot ka pa sa susunod na bahay. 急げ、まだ次の家もまわるぞ (ドラえもん)
- doon lang umiikot yung choices ko (Arkin) (ちょっとここの意味は怪しいので保留)
その他
- paikot [形] 円形の、まわる状態で。pa-形容詞 ~の状態で
- paikot-ikot [形]あちこち回った。 pa-接辞+語根繰り返しで形容詞の強調。
- 例: kanina ka pa paikot-ikot diyan さっきから、お前もそこでうろうろしてるな
ikot その他
- バッグのブランドでikotというのがあった。”ikot(イコット) = タガログ語で 『つむぐ、つなぐ』の意味。”らしい(https://www.ikot-bag.com/)。機織り機をまわしてつむぐ感じの動作にも使われる単語なのかな。
- tahi 縫う / kaway 手を振る
- 夢想花(円広志)のサビ(とんでとんで~まわってまわって~)をタガログ語にすると、lipat lipat …. likot likot …. となるでしょうか。タガログ語だとゴロがいいかも。
libot 周辺
libotもたまに見る単語なので追記しておきます。libotは周辺という意味の語根、名詞ですが、動詞になると”周辺をする”→うろつくという意味になるようです。
- libot [語根][名]周辺 (頻度2)
- lumibot (-um-)[AF] うろつく、あたりを回る (頻度2)
- maglibot (mag-)[AF] あたりを回る (頻度2)
- libutin(-an)[DF] ~をうろつく (頻度2)
lumibotとmaglibotで違いがあるか不明
例
- Ilang ulit na rin akong nagtankang lumibot para mag-investigate 捜査のために、何度もあたりを回ることを試した (Heneral Tuna)
- Noong araw na iyon napag-isipang niyang maglibot. その日、彼は散歩しようと考えました (Ang sakim na aso)
- At habang nililibot namin ang loob ng supermarket, そしてスーパーマーケットの中をまわっている間に (Arkin – Grocerey)
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