何度かアンヘレスでレンタカーを借りたのでまとめてみた。
アンヘレスの街中など混雑したところを運転するのは骨が折れるが、クラークフリーポートゾーンの中やスービックへの高速などは、道はキレイで空いていて快適だ。事故には注意したいが、比較的運転は難しくなく、ドライブが楽しめると思う。
料金と必要なもの
料金や必要なものはレンタカー屋によって若干異なる。料金は1日1500ペソ~3000ペソ程度から車を借りることができる。1週間などの長期だと割引がある。どのレンタカー屋でも必要なものは、パスポートと国際運転免許だ。
その他の費用としてガソリン代、高速代、オプションで保険代が必要になる。
利用したレンタカー屋
私が実際借りたことのあるのは以下のレンタカー店だ。
安く借りたいなら(空きがあればだが)ダイヤモンド、借りやすい場所にあるのがVIP、オリエントパールも悪くない、お金持ちならネット予約もでき大手のAVISもよいだろう。
Orient Pearl Rent-A-Car (オリエントパールレンタカー)
・デポジット5000ペソ
・半日(12時間)のレンタルも可能
・店舗前の交通量が多くて出し入れが大変
私が利用したレンタカーの中では、このOrient Pearl Rent-A-Carはおススメだ。比較的リーゾナブルな料金で、車もボロくない。営業時間は午前7時~午後10時。
価格表は以下。保険混みの値段だ。A/Tはオートマ、M/Tはミッション車だ。日本だとほとんどオートマになってしまったが、フィリピンではミッション車の方が主流。
私が先日借りた車は24時間2600ペソだった。前日直接行って予約した。
借りるときに必要なものはパスポートと国際運転免許だ。その他に、当日借りるときに5000ペソのデポジットが必要(車を返したときに問題なければ返却)。なお、支払いはクレカも使えるが手数料5%がかかるので現金の方がお得。
ガソリンは満タン返しじゃなくて、借りた時と同じくらいの量入れて返しだった。
最近オリエントパールを初めて使ったが、AVISより安くて料金が保険込みなのは、よい気がする。デメリットとしては、店の前の交通量が多くて、借りるときと返すときの車の出し入れが若干面倒だった。
場所はここ、ウォーキングストリートの東口から歩いて行ける距離。
WebサイトとFacebook
AVIS (エイビス)
・クレジットカード必要
・大手で安心感がある
AVISは、全世界的に名前の知れている大手で安心感がある。Webサイト上から予約が完了できるのも使いやすい。ただ、ちょっと高い。Webサイト(.com)では一番安い車で1日3350ペソから(店舗でも聞いた値段もほぼ同じだった)。保険は別料金で、保険をつけるとさらに高くなる。1週間など長期で借りると割引がある。支払いは現金では不可で、クレジットカードのみだった。営業時間は午前8時~午後5時(?)。
場所はここ。オアシスホテルのすぐ近くに事務所がある。
AVISのWebサイト
なお、このWebサイト(.com)から予約すると、なぜかオアシスのAVISの店舗(上記マップの店舗)が表示されなくて、クラーク空港のピックアップポイントしか選べない。クラーク空港でピックアップされると、結局上記のオアシスの店舗に連れていかれることになる。
(補足:使ったことはないが、.com.phのWebサイトもあり、こちらからだとオアシスの店舗も選択可)
VIPレンタカー
その他にVIPレンタカーを一度だけ使ったことがある。
もう3年ぐらい前になるが、私がアンヘレスで一番最初に利用したレンタカーは、このVIPレンタカーだった。ここは、他の大手とは違って、スタンハンセンみたいな風貌のおやじが店をやってる個人商店みたいなレンタカー屋だった。ホンダシビックのオートマを1日1250ペソでレンタルした。安かったのだが、車の外見はボロボロで、故障して止まるのではないかとひやひやしながらドライブした記憶がある。(が、最近店の前を通りかかったら、何人も店員がいて、すぐ近くの駐車場にまともそうな車も止まっているのも見えた。今度もう一度利用してみようかな?)
場所はここ。オアシスホテルの近くだ(AVISの店舗のすぐ近く)。
2019/6/2追記 Orient Pearlで空きがなくて、久々にVIPレンタカーで借りてみた。料金はオートマのやや古いスズキスイフトが1日2500ペソだった。最低1日から。長期割引だと7日なら2300ペソ/日、15日なら2000ペソ/日、30日なら1500ペソ/日とのこと。保険込み。以前借りた個人商店ぽい感じじゃなくて、ちゃんとスタッフが何人もいる普通のレンタカー屋だった。場所的にはオリエントパールよりこっちがいい(車の出し入れがしやすい)ので、ここも悪くないかもしれない。
Diamond Rent-a-Car (ダイヤモンドレンタカー)
・デポジット5000ペソ
・クレカ必須
一番安い車で空いていればWIGOが1000ペソ程度/1日(マニュアルが999ペソ、オートマが1199ペソ)で借りれる。保険は別料金。距離200km/1日を超えると2.5ペソ/1kg。遅延は400ペソ/1時間。クリーニングして返さないと汚いとクリーニング料金500ぺソ取られる場合あり。
クレカ必須(クレカにデポジットを払った(HOLD?)した場合は返却時もクレカを持って行った方がよい)。他に、ホテルやアパートに住んでいることの証明を求められた。。私はアパートの契約書の画像を提示した(ホテルならbooking confirmationとかでよいと思う)。
借りる日、返す日の、時間の少し前に電話やSMSが来て、他のレンタカー会社より時間に細かい印象。
車はSMクラークの駐車場にあるので、SMクラークのパーキングが混雑する日(セールや花火大会などのイベントがある日)と、借りるのと返す日が重なるとちょっと面倒なことになるかもしれない。
あと、店のおやじが、新しい傷ついてる!とかクリ-ング代300ペソ俺に払え!とか言ってきて、冗談なのかあわよくば金を取ろうとしているのかわからないが、何かうさんくさかった。
フィリピンの交通ルール
フィリピンの車の交通ルールは、基本的にアメリカと同じだ。
道路は右側通行
道路を走る車線は日本と逆だ。日本は左側通行、フィリピンは右側通行だ。
赤信号右折
難癖警察官
フィリピンでは細かい交通ルール違反の指摘をして、罰金を払え(違反をみのがしてやるから、賄賂をよこせ)、という警官がたまにいる。
特に検問所では注意しよう。クラークフリーポートゾーンに入る場所では検問所があるが、ここではシートベルトは運転席、助手席とも必須だ。その他にステッカーがないのにステッカー付のレーンを走って(←未だよくわかってない)罰金をとられたことがある。
クラークの検問でまた500ペソはらった。今回は助手席がシートベルトしてなかった違反で、前回より納得できる違反。日本と違うのは、違反キップを切られる代わりに、警官のポケットに500ペソが入るところ。
— アヘアヘアソヘ (@tagayshin2) January 12, 2018
また、一時停止の標識のあるところでは、ちゃんと停止してから侵入する必要がある。赤信号点滅の場合も一時停止の必要があるらしい。特にスービックを走る場合は、一時停止違反で小銭を取られるパターンが多いらしく、注意(レンタカー屋のおばさん情報)。
ナンバー別乗り入れ規制(マニラ)
マニラでは渋滞緩和のために、車のナンバーの最後の数字で乗り入れできる車が決まっている。以下の記事の「2.交通量規制のため、マニラ首都圏ではナンバー制が導入されています」「3.ナンバー制には、マニラ首都圏の一部都市で実施されている特別規則の適用があります」が分かりやすい(記事は分かりやすいがルールはややこしい)。
その他
カーナビアプリ&スマフォフォルダー
スマフォで使えるカーナビアプリは、不慣れな場所のドライブには必須のツールだ。
私はGoogleMapsのカーナビ機能を利用している。日本同様フィリピンでもGoogleMapsもカーナビ機能も普通に使える。僻地に行く場合ネットにつながらない場所もあるので、事前にオフラインマップを作成(GoogleMapsの指定したエリアをダウンロードしておく機能)しておくと便利。
また、スマフォをカーナビとして使う場合、スマフォホルダーがあると便利だ。私はSMクラークのAceHardwareで購入した通風口に差すやつを使っている。
ガソリンの種類
フィリピンのガソリンスタンドでは、以下の種類のガソリンがある。
- Unleaded(アンレッデド) 又は Regular(レギュラー) 日本で言うところのレギュラー
- Preminum(プレミアム) 日本で言うところのハイオク
- Diesel(ディーゼル、軽油)
Unleaded(Regularと書いてるガススタもある)が普通のガソリン、Premiumが少し値段が高いガソリンだ。日本でいうところのレギュラーとハイオクの違いだ。アンヘレスでセルフスタンドは見たことがない(もしかしたらあるのかもしれないが知らない)ので、店員に言って給油してもらうことになる。
“preminum full tank“(プレミアム満タン)、”unleaded 500peso“(アンレデッド500ペソ分)といった感じで、伝えればよいだろう。
unleadedとpremiumは基本的にどちらのガソリンを入れても混ざっても問題ないと思うが、ディーゼル車は間違わずにdeaselを指定しよう。
高速の料金所
フィリピンの高速道路の出入り口では、以下の2種類の料金支払い方法の表示がある。
- Easytrip(イージートリップ):キャッシュレス、日本で言うETC
- Cash(現金):現金払い
通常の旅行者は、Cashの表示のあるレーンに進もう。Cashのレーンの方が混んでいる場合が多い。
まとめ
以上、久々にレンタカーでドライブしてきたので書いてみた。
ちなみに記事の内容とは関係ないが、Image Watermarkプラグインというを使って、画像の右下にロゴみたいなのを入れてみた。
2019/7/15 Diamond Rent-a-Car追加
コメント