クレカキャッシング vs 現金両替

マネー

アンヘレスでクレジットカードのキャッシングと現金両替ではどちらがお得なのか調べてみた。使うクレカは、レートがよく繰り上げ返済可能な、セディナとACマスターカードを利用した。結果を要約するとこんな感じ

ACマスター > セディナ >= KABAYAN  >  一般市中レート (←両替レートのよさ。クレカキャッシング(即時返済)は、現金両替と同等か少し上回る。ACマスターが一番お得)
・クレカのキャッシングではATM手数料250ペソがとられない
・デビットカードではATM手数料250ペソがとられる

はじめに

日本円→フィリピンペソに両替するのは、両替所で現金で両替するのが一番お得。クレジットカードでキャッシングしても、仮にレートがよくても、ATMの引き出し手数料250ペソが取られるので、現金両替には負けてしまう。と思っていたのだが・・・

参考 現金両替が一番お得? vs クレカキャッシング繰り上げ返済 (サイト内)

ATMで引き出し枚に250ペソの手数料がとられる

が、実際はデビットカードやキャッシュカードではATM手数料がとられるが、クレジットカードのキャッシングの場合はこの250ペソはとられない。適用為替レートがよく、繰り上げ返済可能な、セディナやACマスターカードなら現金両替よりもお得かもしれない。ということで、ここアンヘレスで試してみた。

参考 セディナより得!!アコムACマスターカード海外キャッシング(ATM引出し)のコツ

200ペソのATM手数料は、ATMを利用したときに、ATM設置者が取る「ATMオーナー手数料」(ATM設置者手数料)ですね。これ、日本のクレジットカードだと取られないんです。日本のクレカのキャッシングは、貸金業法で「原則、利息以外取っちゃだめ」となっているからです。
なので、正確に言うと、「フィリピンの200ペソのATM手数料は、クレカなら取られないが、デビットカードやキャッシュカード、プリペイドカードだと取られる」というのが正解です。なので、アコムACマスターカードでも取られません。

調査 8/22

2019/8/22(木)に現金両替所のレートをチェック、またACマスターとセディナでキャッシングを行って比較してみた。結論から言うと、以下のようになった。

ACマスター > セディナ >= KABAYAN  >  一般市中レート

以下はいろいろな方法で1万円をペソに両替したときのペソの額。アンヘレスWS近辺の両替所の最頻レートは4850、最良レートはKABAYANの4890だったが、セディナは4891でKABAYANとほぼ同じ、ACマスターは4915でさらにお得だった。

  • ロイター仲値  4918
  • (クレカ) ACマスター 4915 (1万ペソ出金で20,345円即日返済)
  • (クレカ) セディナ 4891   (1万ペソ出金で20,442円、3日後に返済で利息30円)
  • (現金両替) KABAYAN 4890
  • (現金両替) 一般市中レート  4850 (Norma等)
  • (送金) WorldRemit10万円  4821 (レート0.4836、手数料300円)
  • (クレカ) 楽天カード 4813 (1万ペソ出金で20773円 内利息362円)
  • (送金) WorldRemit1万円  4764  (レート0.4836、手数料150円)
  • (デビット) ジャパンネットVISAデビット 4634 (1万ペソ出金で21,579円)

現金両替は市中の一般レート、および近隣最良レートのKABAYANの両替レートをチェック(参考 アンヘレスで両替 )。

クレカは今回調査の主目的の、ACマスター、セディナカードを利用した。さらに、比較対象として私が普段使っている楽天カードとジャパンネットデビットカードも使ってみた。それぞれのカードで、1万ペソをATMから引き出した。上の数字は1万円あたりのペソに変換したもの。

その他の比較対象として、(おそらく)送金サービスではトータルコストで最安のWorldRemitで送金した場合のペソをチェックした。 (参考 WorldRemitとTransferWiseを使ってみた )

現金両替

最初に比較対象の現金両替について、簡単にコメント。

アンヘレスWS近辺の両替所では4850ペソが最頻値だった。

Norma’sでは4850

近辺で最良レートのことが多いKABAYANではこの日4890ペソ

KABAYANでは4890

※TODO クラーク空港BDOとも比べてみたかったが・・・それはまた次回

クレカキャッシング(即時返済)

(クレカ) ACマスター 4915 (1万ペソ出金で20,345円即日返済)
(クレカ) セディナ 4891  (1万ペソ出金で20,442円、3日後に返済で利息30円)

近所のATMでACマスターカードと、セディナカードで、それぞれ1万ペソずつ出金。1万円あたりのペソに換算すると、ACマスターが4915、セディナが4891となった。クレカのキャッシングではATM引き出し手数料250ペソはとられてないようだ。

ACマスターは。ATMで1万ペソ出金で、日本円で20345円の借金。即日返済。

セディナカードは4891。ATMで1万ペソ出金で日本円で20442円の借金。即日返済はできず3日後に一括返済。利息30円。

クレカキャッシング(1か月後返済)

(クレカ) 楽天カード 4813 (1万ペソ出金で20773円 内利息362円)

楽天カードでのキャッシングもそれほどレートは悪くなかった(返済までの1カ月分?の借金の利息がなければセディナとほぼおなじ)。利息を含めると現金両替よりやや悪くなる。

ただ、それほどレート悪くないし、手動で一括返済が面倒なら楽天カードなどのクレカでキャッシングも悪くないかも。

デビットカード

(デビット) ジャパンネットVISAデビット 4634 (1万ペソ出金で21,579円)

一方デビットカードの利用はコストが高くつく。ATM引き出し手数料250ペソはしっかりかかっているようだ。

1万円換算でACマスターにくらべ300ペソのマイナス、現金両替より200ペソのマイナス。実はこれまでちゃんと計算せずこのVISAデビットカードをATM引き落としにはつかっていたのだが、比較するとけっこう損ということがわかった。

ただ、デビットカードには万一被害にあっても入れているお金以上は使われない、といったメリットもあるので、2.5%程度のコストを気にしないのであればデビットカードの利用もありだとは思う。

送金サービス

(送金) WorldRemit10万円  4821 (レート0.4836、手数料300円)
(送金) WorldRemit1万円  4764  (レート0.4836、手数料150円)

ついでにたまに使う送金サービスのレートも見てみた。主な送金サービスのレートは以下のようになっていた。

ロイター仲値 0.4918
SBIレミット 0.485183 PHP
WorldRemit 0.48363 PHP
GCashレミット 0.4814PHP

これにそれぞれの送金サービスの手数料が追加される。送金サービス間にレートに若干の差はあるが、たぶん現状WorldRemitが手数料150円で、トータルコストでは最安。

WorldRemitで手数料を含めてレートを計算してみる。WorldRemitで1万円送金した場合、手数料150円で、受け取りペソは4764。10万円送金した場合は、手数料300円で、受け取りペソは(1万円あたり)4821となる。これでも、現金両替4850には負ける。

(この日は、WorldRemitの両替レート自体が現金両替レートに負けているのでこういう結果になっているが、日によっては現金両替よりWorldRemitの方がレートがよい場合があって、そのときは若干だが逆転する場合もあるかもしれない)

WorldRemitで1万円送金した場合の受け取りは4764ペソ

まとめ

というわけで今後ATMキャッシングをする場合は、これまで使ってたVISAデビットはやめて、ACマスターカードを利用したいと思う。

なお、ATMキャッシングには以下のデメリットもある。

  • 返済が若干手間
  • ATMにカードが飲まれる、スキミングなどのリスク
  • アンヘレスの多くのATMでは上限が1万ペソで、一度に多額のペソを引き出す際はやや面倒

ACマスターカードとKABAYANの差も25ペソしかないし、今度も現金両替もメインの換金手段としていくとは思う。

コメント

  1. Mark より:

    10年前ですが中国常平に入れ込み、慣れた頃に深夜の到着でATMにカードを飲まれました。現金、他のカードも持ち合わせ無く途方に暮れた経験有ります。その後も2回経験あり、外国のATMは呑みますよね。
    何となくカードキャッシングが有利と思ってましたが定量的な数値を頂き納得しました。

  2. papangit より:

    Markさん、コメントありがとうございます。
    私自信はまだ経験ないのですが、フィリピンでもATMが飲み込まれた話はしばしば聞きます。時間かかったり、やりとりの手間とか大変そうですね。

タイトルとURLをコピーしました