私がフィリピンでよく飲むビールはサンミゲルライト(SML)だが、場所によって値段は様々だ。あちこちでサンミゲルライトの値段を調べてみた (2019年3月ごろ調査)。
サンミゲルライト(SML)価格調査
サンミゲルライトは缶とボトル(瓶)があるが、ここでは330MLサンミゲルライトボトル(瓶ビール)の値段を調べて、比較してみた。
コンビニ 39ペソ
まずはアンヘレスのコンビニ。セブンイレブンではサンミゲルライトボトルは39ペソだった。
セブンイレブンで39ペソ
ちなみにSML缶は52ペソ
ちなみに同じサンミゲルライトでも、缶(52ペソ) > ボトル(39ペソ)、と缶ビールの方がボトル(瓶ビール)より高くなっている。フィリピンでは缶より瓶ビールの方が一般的。
また、ライト(39ペソ) > アップル(33ペソ) とアップルの方が安い。ビールより酎ハイのようが安いみたいな感じだろうか。
スーパー 32ペソ
JJスーパーでは、サンミゲルライトボトルは32ペソだった。コンビニよりも安い。
JJスーパーで32ペソ
なお、瓶ビールを買うときに1本1.5ペソ程度のデポジットが値段に追加される。飲んだ後、ボトルをお店に返すとデポジット分を返してもらえる(らしい)。
ローカルレストラン 55ペソ
19 Copung Copungというフィリピンレストランでサンミゲルライトを頼むと１本55ペソ。
スーパーのSMLの約1.7倍。まぁレストランですから。
19 Copung Copungで55ペソ
カラオケボックス 80ペソ
OPERA HOUSE KTVというカラオケボックスでは80ペソだった。スーパーのSMLの約2.5倍。
OPERA HOUSE KTVでは80ペソ
ゴーゴーバー 150ペソ
ウオーキングストリートのゴーゴーバー、アトランティスでサンミゲルライトを飲むと(カスタマードリンク)150ペソ。スーパーのSMLの約4.6倍。
そして、お店の女の子におごるレディースドリンクは300ペソ。スーパーの約9.3倍。
アトランティスではカスタマードリンク150ペソ。去年は125とかだったような？インフレ
なお、アトランティスはアンヘレスのゴーゴーバーの中では高めのお店。ドリンクの値段はお店によって幅があり、カスタマードリンクはウォーキングストリートのバーが100前後～150、プリミタのバーはもっと安い。レディースドリンクも若干幅があるがシングル150ペソ、ダブル300ペソぐらい。
最近はLD350ペソ(日本円で約720円)というゴーゴーバーもいくつか出てきた。日本のフィリピンパブのLD一杯1000円をそのうち上回りそう・・・
以下、ゴーゴーバーでSML(カスタマードリンク)を一杯飲んだ値段。2018年末～2019年始ごろ。
A-Plus Dragon 125ペソ
フラミンゴ140ペソ。ここはLDもダブルのみで350だったかな。何かショボイ店なのに割高
Biking 125ペソ
Shooters 75ペソ たぶんハッピーアワー
SOYA 100ペソ
パッション(旧) 110ペソ
Night Moves 70ペソ
DET5 65ペソ
高級ホテル 190ペソ
マニラにあるそこそこ高級なヘリテイジホテルのレストランでは、SMLが190ペソだった。スーパーのSMLの約5.9倍。
ヘリテイジホテル(マニラ)で190ペソ
ちなみに部屋の冷蔵庫に入ってるやつの値段は150ペソ。スーパーのSMLの約4.9倍。レストランのビールが高いのはまだわかるけど、部屋の冷蔵庫に入れてるだけのSMLが高いのって何かモヤモヤする。
部屋のミニバー(冷蔵庫)では150ペソ
SMLウンチク
調べてて見つけたSMLウンチクをいくつか紹介する
正式名称はSan “Mig” Light
最近知ったのだが、San Miguel Light(サンミゲルライト)でなく、San Mig Light(サンミグライト)が正しい商品名っぽい。ボトルのラベルにもSan Mig Lightって書いてるし。
参考/引用 San Miguel Beer – Wikipedia
Branded as “San Miguel”
* San Miguel Pale Pilsen (San Miguel Beer) (5% ABV)
* San Miguel Premium All-Malt Beer (5% ABV)
* San Miguel Super Dry (5% ABV)
* San Miguel Flavored Beer (3% ABV)
* Cerveza Negra (San Miguel Dark Beer) (5% ABV)
Branded as “San Mig”
* San Mig Light (5% ABV)
* San Mig Strong Ice (6.3% ABV)
* San Mig Zero (3% ABV)
まぁサンミゲルがサンミグでも個人的にはどっちでもいいし、サンミゲルライトと言うのに慣れてしまったので、この記事中でもサンミゲルライトって書いてる。
ライトのアルコール度数は無印と同じ
サンミゲルライトの度数はピルセン(サンミゲル無印)と同じアルコール度数5%。
主なフィリピンのビールのアルコール度数は、レッドホース(8%) ＞ ピルセン(5%) = ライト(5%) > アップル/レモン(3%)となっている。
ではSMLの何がライトかというとカロリーが少ないライトビールというジャンルのようだ。日本で言うところの糖質50%オフの発泡酒みたいな感じなのだろうか。あと発売されたのが1999年とけっこう最近だった。
引用 サンミゲルが低カロリービール発売 | まにら新聞ウェブ (1999.11.25)
食品・飲料最大手のサンミゲル社は、低カロリービール「サンミグ・ライト・ペイル・ピルセン」の販売を開始した。「サンミグ・ライト」は、１本（330ミリリットル入り）当たりのカロリーが100カロリーと、主力の「ペイル・ピルセン」に比べ３分の１に抑えられている。
参考 ライトビールとは (ライトビールとは) [単語記事] – ニコニコ大百科
まとめ
SMLの値段をまとめるとこうなった。
スーパー32ペソ ＜ コンビニ39ペソ ＜ ローカルレストラン55ペソ ＜ カラオケボックス80ペソ ＜ ゴーゴーバー150ペソ ＜ 高級ホテル190ペソ ＜ ゴーゴーバーLD300ペソ
スーパーでサンミゲルライト(SML)ボトルを買うと32ペソ、一方ゴーゴーバーだと150ペソ。差額の118ペソはその空間を楽しむ対価ということだろう。分かるんだけど、昔、高尾山の山頂の自動販売機でジュースが通常の２倍価格なのを見て何だかモヤモヤしたのを何となく思い出した。
参考 原価厨とは (ゲンカチュウとは) [単語記事] – ニコニコ大百科
TODO サリサリ、ゴルフ場、オカダマニラなどでの値段
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