日本からGrabアプリを使う(Android)

IT

フィリピンでよく利用するGrabアプリだが、日本にいるときはほとんどの機能が利用できない。

ここでは、AndroidのFake GPS Locationという位置偽装アプリを使って、日本にいるときにGrabアプリを使う方法をメモする。

はじめに

日本にいるときにGrabアプリを起動しても、以下のようなメニューにTransportしか表示されない。

日本でGrabアプリを起動

Grabは東南アジアの複数の国でサービスを提供しているが、Grabアプリは現在いる場所によって地域ごとのGrabのサービスが表示される。また、サービス対象の国にいるときには、Grabアプリの機能がほとんど利用できなくなっている( 参考 Grabのサービス対象国と地域 )。

フィリピンに行く前に日本で、クレカでGrabPayに入金フィリピンSIMにロードなどのGrabアプリの機能を利用したい場合がある。やや裏技的な方法だが、スマフォの位置情報をいじれば、日本にいながらフィリピンにいる時のようにGrabアプリが使える。

位置偽装のAndroidアプリはいくつかあるが、ここでは人気のあるAndroidのFake GPS Locationというアプリを利用した。

Fake GPS のインストール

GooglePlayから Fake GPS Locationをインストールする。

Fake GPS location - Apps on Google Play
Teleport your phone to any place in the world with one click!

設定

Fake GPSを利用する前に若干の設定が必要だ。

開発者オプションをオンにする

まず、Androidの「開発者オプション」をオンにする必要がある。既に開発者オプションをオンにしている場合は、この手順はスキップしよう。以下を行う。(カッコ内は言語が英語時の表示)

  1. 設定(Settings)→システム(System)→端末情報(About phone)を選択
  2. ビルド番号(Build number)を7回タップする(補足 2019/12  別の名前の場合あるかも。うちのXiaomiだとMIUI versionだった)
  3. ロック画面のパスワード入力を促された場合はPINを入力する(待ち受けから画面を開くときに入力する4桁とか6桁のいつもの番号)

すると「これでデベロッパーになりました!(you are now a developer!)」というメッセージが表示される。

開発者オプションをオンにする

これで、システム画面のメニューに「開発者向けオプション(Developer options)」という項目が表示される。

参考 端末の開発者向けオプションの設定 | Android Developers

仮の位置情報アプリを選択

次にスマフォの位置情報にFake GPSを使う設定を行う。
  1. 設定(Settings)→システム(System)→開発者向けオプション(Developer opstions)を選択 (補足 2019/12 うちのXiaomiの場合Setting→Additional settings→Developer options)
  2. 開発者向けオプション画面で、仮の現在地情報アプリを選択(Select mock location app) を選択する
  3. アプリの選択画面で、Fake GPSを選択する

以上で設定は完了だ。

Fake GPS の利用

Fake GPS Locationを起動すると、以下のようなマップが表示されるので、地図を操作しフィリピンへ移動する。(地図の操作はドラッグで移動、2本指で拡大縮小)

地図を操作し、フィリピンへ移動している途中

ここでは以下のようにアンヘレス街中まで地図を移動した。
右下の実行ボタンを押すと、位置偽装を開始し、Androidのホーム画面に戻る(Fake GPSは裏に隠れる)。なお、位置偽装を終了する時は、もう一度Fake GPSアプリを開き、停止ボタンを押す。

アンヘレス街中で位置偽装をしたところ

毎回地図を移動するのは面倒なので、よく使う場所は、左上のメニューのAdd FavoriteからFavoriteに登録しておくとよいだろう。

Grabの利用

Fake GPSの位置偽装を実行中の状態で、Grabアプリを起動すると以下のように、フィリピンにいるときと同じメニューが表示される。

ここからクレジットカードでGrabPayに入金したり(参考 GrabPayに入金する方法)、SmartやGlobeのSIMにロードすることができる。なお、日本にいるときでも、スマフォにフィリピンSIMを差せば、自動的にローミングがオンになりSMSの受信も可能だ(参考 日本でフィリピンからのSMS受信)。

用事が終わったら、Fake GPSをもう一度開き、停止ボタンで位置偽装を終了しておこう。

まとめ

以上、位置偽装アプリを使ってGrabアプリの機能を日本から利用する方法を解説した。

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