アンヘレスでカラオケ

観光

アンヘレスのカラオケボックス(ファミリーKTV)についてメモってみた。

・料金は500ペソ前後 / 1時間、1部屋
・日本語の歌は少ない

概要

ここで言うカラオケは友達と歌いに行くいわゆるカラオケボックスのことだ。ファミリーKTVとも呼ばれ、カラオケボックスの店名も〇〇〇KTVという名前の店が多い。なお、おねーちゃんがつくフィリピンパブのようなお店もKTVと呼ばれる(参考  アンヘレスでKTV )。

ウォーキングストリート近辺のカラボックスは1時間1部屋あたり500ペソ前後が相場。利用料金は部屋あたりにかかり、日本のカラオケのように人数で料金は発生しない(10年以上日本のカラオケに行ってないので今の状況を知らないけど)。1時間がすぎると、店員が終わりにするか延長するか聞きに来るので、会計してお店を出る。

日本語の曲はかなり少ない。お店によって異なるが、分厚い韓国語ソングブックが1冊と、その他(英語、タガログ、日本語、中国語)の曲が1冊というパターンが多い。英語、タガログの曲はそこそこある。日本語、中国語のみ別冊になっている場合があり、その場合は、”日本語のソングブックあるか?”と聞くともってきてくれる。たまに日本語ソングブックが存在しない(あるいは店員が知らなかっただけかも)お店もあった。

場所

ウォーキングストリート付近で、私が行ったことのあるカラオケボックスをいくつか紹介する。これ以外でもあちこちにカラオケボックスはある。

Rainbow KTV

ウォーキングストリートを西に出て少し歩いたところにある。ウォーキングストリートの中のカラオケボックスより少し離れている分だけ空き部屋が多い気がする。キティーちゃん、ミッキーマウス、マーベラスヒーローなどをモチーフにしてる。

営業時間 3pm~6am。

料金は500ペソ / 1h。600ペソの大きな部屋もあり。

日本語曲は、英語のソングブックの後ろの方にあり。

建物の外観。キティーちゃんやミッキーマウスがテーマ?

K-POP Lounge KTV

ウォーキングストリートにあるKTV。場所はドールハウスの左側の建物の2F。

料金は 500ペソ /1h。600ペソの大きな部屋もあり、ウォーキングストリート側の部屋は通りを見下ろせる。

日本語(+中国語)のソングブックは別冊になっているので、ない場合はスタッフに言って持ってきてもらう。

なお、このKTVではSMLのドラフトビールが飲める。( 参考 アンヘレスでドラフトビール )

Jumong Family KTV

ウォーキングストリートの中の東の方にある。グッチとかディオールとか高級ブランドをモチーフ(部屋名)にしてた。

部屋料金300ペソ(小)、400ペソ(中) / 1h。ウォーキングストリートが見下ろせる大部屋は700ペソ。小部屋が300ペソと安いので、嬢と2人のときにはコスパがよい。

日本語ソングブックはたしか別冊だった。あと、ここの変な特徴として、リモコンをサランラップみたいなビニールでつつんでいた。受付で使う電卓もサランラップでつつんでいた。潔癖症の人がマネージャーをしていると思われるが、何かをはき違えてる感じはする。

その他

カラオケボックスのリモコンの使い方など。知っておくと便利な機能をいくつか紹介しておく。私が行ったことのあるアンヘレスのカラオケボックスはどこも同じ、TJメディアという韓国の会社のカラオケの機械を使っていた(参考 Wikipedia TJメディア )。

検索機能

基本的にはソングブックで曲を探して番号を入力するのだが、リモコンを使って曲名などを検索して入力することも可能だ。

リモコンの右下に、TITLE、SINGER、LYRIC、COUNTRYというボタンが並んでる。

  • TITLE: 曲名で検索
  • SINGER: 歌手名で検索
  • LYRIC: 歌詞(歌い出し)で検索
  • COUNTRY: 検索対象の国を指定

このどれかのボタンを押すと、画面に次のような検索画面が表示される。次の画面は曲名で検索した例。TITLEで(曲名検索にして)、”A WHOLE”まで入力して、A Whole New Worldという曲(映画、アラジンの主題歌)を探したところ。

次の画面は歌詞で検索した別の例。Lyrics(歌詞の歌い出し)でTONIGHTと入力し、Don’t Stop Me Now (Queenの曲)を検索したところ。

なお、COUNTRYボタンでは国を変更できるが、アンヘレスのカラオケで選択できるのは、ENG/OPM(英語とタガログ曲)かUSER(ユーザー設定、韓国ソング)の2つのみのようだ。

なお、残念ながら日本語の歌は検索できない模様。ソングブックから探そう。

VOCALオフ機能

たまに、バックミュージックだけでなく、歌手の歌声まで入ってるカラオケ曲がある。多分、ソングブックや検索画面でMP3?というマークがついてるのがそれ。歌手の声まで入ってる場合は、リモコンもVOCALボタンを何度か押すと歌手の声が消える(画面上でVOCAL ON→OFF→Assistと切り替わっていくのでOFFになるまで押す)

曲リストアプリ

インターネットのWebサイトや、スマフォアプリで曲リストを提供しているサービスがある。

Awit Otaku

Awit Otaku
J-music fan site with searchable karaoke database

日本語の曲を曲名、歌手名で検索できるサイト。カラオケボックスの検索では、日本語の歌は探せないので、このサイトはなかなか便利かも。

以下の画面は”長渕”と”TJ Media”で検索したところ(TJ Mediaのカラオケで歌える長渕剛の曲一覧を表示)。

カラオケの機械の種類?でTJ Media、Platinumという2種類があるらしい。アンヘレスのカラオケボックスの機械はTJ Mediaなのでそれを選択して検索する。実際、乾杯やしゃぼん玉の番号を入力してみたが、ちゃんと歌えた。

(後述のビデオケマシーンはPlatinumと表示されていたが、Platinumで検索してビデオケマシーンに入力を試したが歌は出てこなかった。存在しないのか使い方が間違ってのか不明。日本語ソングブックなどおいていない、ビデオケマシーン店で日本語曲が探せると重宝するが)

参考

TJ Media Song list

TJ Mediaのソングリストのスマフォ版アプリ。

Android版 iPhone版

カラオケボックスの機械と同じような(タイトルか歌手名)検索ができる(カラオケボックスの機械と同様、日本語の歌は検索できない)。カラオケボックスの機械で探すよりスマフォでパパっとさがせるのは少し便利かも。

Android版のTJ Media Song list

ビデオケ(ローカルKTV)

今回のカラオケボックスの話からはちょっと話がそれるが、フィリピンで庶民がカラオケが歌える場所として他に、ビデオケマシーン設置店がある。

ビデオケマシーン

このようなカラオケを歌う機械、また設置しているお店をビデオケと呼ぶ (昔フィリピンでカラオケが流行り出したころ、ビデオ付きのカラオケだからビデオケと呼ばれた?このような器械や置いているお店をフィリピン人はビデオケと言っている気がするが、用語の使い方が正しいのか自信はない)。

飲み屋の中にビデオケマシーンを置いている場所もあれば、ビデオケマシーンだけドカーンと置かれている場所もある。誕生日などに、このマシーンをレンタルしてカラオケを楽しむ人もいる。

ビデオケマシーンの使い方

使い方はこんな感じ

  1. ソングブックで曲の番号を調べる
  2. マシーンに番号を入力
  3. 5ペソコインを入れる

お金を入れる前に曲番号を入れる。なお、古いビデオケマシーンは古い5ペソ硬貨しか受け付けないので注意。

まとめ

以上、簡単にファミリーKTV(カラオケボックス)についてメモってみた。

アンヘレスのカラオケは、TJ Mediaという韓国製のマシーンのためか、本当に日本語の曲が少ない。日本語の歌がたくさんあるカラオケに行きたい。そんなカラオケボックスかKTVご存じでしたら、教えてください・・・

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