カパンパンガンとワライについて調べてみた

語学

ふとタガログ語以外のフィリピンの言語について調べてみた。

カパンパンガンとワライ

話者数で言うと、タガログ語を除けば、セブアノやイロカノ語の話者数が多いが、アンヘレスに滞在していて接点のある地元言語のカパンパンガンと、サマールで使われるワライについて調べてみた。

カパンパンガン(Kapampangan)はパンパンガ地方で話されている言語。アンヘレスやターラックで話されている言語だ。

ワライ(Waray)はサマールやレイテの一部で話されている言語だ。アンヘレスのゴーゴーバーに出稼げに来る女の子はサマール出身=ワライを話す子が多い。なお、セブで使われているセブアノとワライは地域が近いので似ているのかと思っていたがけっこう違うようだ。

主要言語が話されている地域 Wikpediaより

フィリピンで使われている主要言語の話者数 Wikpediaより。今回調べたカパンパンガンやワライはそれほど話者数が多いわけでもない

簡単な表現

「かわいい」など簡単な表現についてカパンパンガンやワライでどういうかについてバーホップのついでに嬢やウェイトレスに聞いて調べてみたものが以下。

PDF (ちょろっと聞いただけの情報であまり信頼性はない)

タガログだと美しい(beautiful)はmagandaだが、カパンパンガンだとmalagu(マラゴ)、ワライだとmahusay(マフサイ)となる。

はい/いいえは、タガログだとoo/hindi、カパンパンガンだとwa/aliワライだとoo/warayとなる。

何というか全然語彙が違う。日本だと大阪と東京で多少の表現の違いはあっても基本的な語彙はほぼ共通なので大阪と東京の人が話しても言葉は通じる。一方、フィリピンの場合、語彙が異なるので互換性がなく、言葉が通じない。

以上、話の種にカパンパンガンとワライについて少しだけ調べてみた。どうも記憶力がなくてここで書いたことも明日には忘れてしまいそうだが、malaguとmahusayぐらいは覚えておこうと思う。

参考

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