L.Englishのタガログ辞書

タガログ語

昔タガログ語の先生におススメの辞書を聞いたときに教えてもらったのが、L.Englishのタガログ辞書だった。日本では手に入らず、以前マニラでちょこっと探したときも見つからなかった。今回、マニラの大きな本屋をハシゴしてようやく発見できた。

書籍情報

著者名は Father Leo James English ,C.Ss.R

Leo James Englishが元々のフルネームで、FatherとC.Ss.Rというのはカソリック系の司祭を表す称号、敬称のようなものと思われる、多分。( 参考1 参考2 )。

タイトルは Tagalog English Dictionary (左の赤い本)と English Tagalog Dictionary (右の緑の本)だ。( 参考1 参考2 )

赤い本がEnglish見出し、緑の本がTagalog見出しにEnglishの解説

2種類あるのは見出しの違い。画像左の赤い本、”ENGLISH TAGALOG DICTIONARY”は、英語見出し。画像右側の緑の本、”TAGALOG ENGLISH DICTIONARY”は見出しがタガログ語だ。赤い本が1211ページで500ペソ、緑の本はさらに厚く1583ページで965ペソだった。

何度も重版を重ねてるロングセラーのようだ。左が赤本、右が緑本。

2冊ずつ買ってしまった。なかなかの分厚さだぜ

入手場所

最終的には、SM Light MallのNational Bookstoreで買うことができた。

見つけるまでが大変で、何件かまわった。

BonifacioのFully Booked

MakatiのGlorietta 1のNational Bookstore

CubaoのNational Book Store Superbranch

それぞれの書店で、タガログ辞書の置いてあるコーナーで探し、サービスカウンターで書籍/著者名で有無を確認したがなかった。が、CubaoのNational Book Store のカスタマービスのおばちゃんがいい人で、パソコンで店内に在庫がないのを確認する他に、他の店舗の在庫も確認してくれた。で、SM Light Mallに在庫があるということで取り置きしてもらって、取りに行った。他のお店のカスタマーサービスだと、「ありません」で終わりだったので、クバオのおばちゃんに感謝!おばちゃんがパソコンで探してるときに、”500ペソの赤い本だよ~”とか言ってて知ってる本ぽかったので、多分前にもここで問い合わせた人がいたのかも?

ついでに他の辞書も

多分現存するタガログ辞書で一番詳しい辞書は、上記L.English氏の辞書だと思うが、他にもそこそこ分厚い辞書があったので、ついでに買ってきた。画像左のADARNAは純タガログ語辞書(解説もタガログ)、右のVicassan’sはタガログー英語辞書。Abridged Editionって書いてるから、昔はもっと分厚い辞書だったっぽい。

ADARNAとVicassan’s

まとめ

  • 念願の辞書が買えてよかった
  • National Bookstoreのカスタマーサービスのコンピュータ端末では他の店の在庫の確認もできるようだ(とりあえずクバオではやってくれた。さすがSuperbranch)

追記(2019/5/12)

それぞれ2冊買ったうちの1冊をスキャン代行サービスを利用してPDF化した。辞書は基本お断り(紙が薄いのでページがナナメったり折れたりスキャンミスのページが多い/可能性が高い)らしいが、ミスやページ抜けとかあってもノークレームということでお願いした。

これで厚い辞書をパソコンやタブレットに入れてどこにでも持っていける。OCR処理もしてるので単語検索もできて便利

コメント

タイトルとURLをコピーしました